西正寺では、 2018年(平成30年)に境内墓地の一角に、合同墓を建立しました。 故人・ご遺族のご意向や、ご事情によって個別のお墓を持たれない方のお骨を納骨するお墓として、あるいは「墓じまい」をされた際に取り出されたご遺骨を納骨を納骨して。お参りいただいています。
たとえば、
・個別のお墓を持たないが、故人の遺骨を納骨したい。
・代々のお墓を今後、管理できるひとがいなくなる。(墓じまい)
・これまでのお墓から、遺骨を移したい。
・お墓は別にあるが、近くでお参りできるようにお骨の一部を分骨したい。
等のお声にお応えさせていただいています。
合同墓への納骨については、西正寺までお問合せください。
おおよそ、納骨までの手順としては、以下の流れになります。
(1)西正寺へ相談
(ご要望、状況のお伺い、日程等の相談、納骨許可書等の必要書類の確認)
(2)合同墓納骨申し込み用紙の記入/提出
(3)納骨、納骨法要などの日程の決定
(4)納骨懇志の納入
(5)納骨、納骨法要の勤修
合同墓の使用、維持・管理等については、以下の規約に基づいて行っております。
■ 西正寺合同墓 使用規則(PDF)
合同墓の使用については、西正寺の門信徒、これまでの仏事や地域のかかわりでご縁のあった方(浄土真宗の方)とさせていただいております。
ただし、納骨に限らず、仏事や、お困りごとのご相談には、随時対応させていただいておりますので、お気軽にご連絡ください。
(連絡先 メール info@saishoji.net )
Q:納骨にかかる費用はいくらでしょうか?
A:内規で、胴骨(大きな骨壺)1体20万円以上、本骨(小さな骨壺)1体5万円以上を目処に、納骨懇志をお願いしております。ただし、あくまでも基準ですので、納付が難しい場合等、ご事情/状況に応じて対応させていただきますので、具体的にはご相談ください。
また、法名碑の銘板にお名前を記入する場合は、別途銘板代のお支払いをお願いしております。
Q:浄土真宗以外の宗派の納骨はできませんか?
A:合同墓への納骨は、浄土真宗の方のみに限らせていただいております。
もし、ご不安やお困りのことがあれば、別途ご相談はお伺いしておりますので、ご連絡ください。
Q:浄土真宗だが、別の寺院の門徒である。納骨はしてもらえるだろうか?
A:現在お付き合いのある寺院、所属されているご寺院がある場合は、まずはそちらにご相談をお願いいたします。お困りやご不安のことがあれば、別途ご相談は伺わせていただきますので、ご連絡ください。
Q:永代供養をしたいのだが?
A:「永代供養」といわれる場合、その内容はさまざまにイメージされます。すこし具体的にしますと、
1)「納骨」をご希望の場合:合同墓への納骨でご相談に応じております。その場合は、こちらのページに記載の情報をご覧ください。
2)「永代供養の法要」をご希望の場合:厳密にいえば、西正寺では「永代供養」という形での法要は行っておりません。なぜならば、お寺が続く限り、お墓やご縁をしのぶお勤めは続けさせていただいておりますし、懇志の有無によって、「お参りする」「しない」という器用なこともできかねるからでもあります。
ただし、寺院や教えが「永代にわたって読まれるように、続くように」という趣旨の「永代経法要」(年2回、春・秋)という法要があります。こちらの法要に「永代経懇志」をお納めいただいた方のご縁の故人については、本堂内の法名軸にお名前を記載し奉献しております。ご意向にかなうようでしたら、こちらへのご懇志、お布施をお願いする次第です。
Q:合同墓に納骨した後、法事等の仏事はどうしたらよいのか?
A:合同墓に納骨したから、その後のご法事をしてはいけない、ということはありません。年忌法要(法事)や、毎年の祥月命日等、ご家族のご意向に沿った仏事をおつとめください。月参りや臨時のおつとめもご相談ください。