8月23日(土)は、第27回西正寺寄席でした。
今回のテーマは「少欲知足」ということで、演者さんの林家染太さん、露の団姫さん、月亭八織さんにはそれぞれ「欲」にまつわる落語を披露していただきました。
一人目は月亭八織さん。演目は『引き出物』。とある家の物入れで繰り広げられる、人間の尽きない欲によって(?)忘れられた引き出物たちの感情がコミカルに表現されていました。
二人目はおなじみ露の団姫さん。演目は古典落語の『宗論』。露の団姫さんの夫、豊来家 大治朗さんはキリスト教徒ということで、団姫さんと大治朗さんの日常生活を交えてアレンジされた噺でした。
三人目は林家染太さん。演目は『今どきのおばあちゃん』。
デイサービスに集うおばあちゃんが様々な豆知識を教えてくれる、という話です。目を閉じて聞いていると、まるで本当におばあちゃんが話しているかのようでした。笑いあり、学びありの落語でした。
最後は3人の演者さんと、三味線を担当くださった岡野鏡さんを交えてのトークタイム。ここでも皆さんの「欲」にまつわる話が沢山飛び出し、会場は笑いに包まれました。
月亭八織さんはヨガを続けておられるとのことで、即興でのヨガレクチャーも行われました。
最後は恒例のじゃんけん大会。勝ち残った参加者には、サイン色紙がプレゼントされました。
おかげさまで、今回の西正寺寄席は実行委員を含めると約80人の参加となり、ほぼ満席での開催となりました。暑い中ご参加いただき、誠にありがとうございました。
また、会場の募金箱と、今回の開催に合わせて10984円のご寄付をいただきました。西正寺寄席の運営資金として大切に使わせていただきます。ありがとうございました。