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月別アーカイブ3月 2020

カリー寺基金最終プレゼン大会(ファイナル)進出者について

厳正な審査の結果、カリー寺基金最終プレゼン大会(ファイナル)進出の企画が以下の6つの企画に決まりました。

 4月25日(土)の、公開のプレゼン大会にて、大賞・特別賞などが決定いたします。どうぞよろしくおねがいいたします。

●最終プレゼン大会進出企画(順不同)

・【写真と言葉のフォトブック】プロジェクト (景山幸信)

・発達障がいを持つ青少年のクラブ活動 (特定非営利活動法人アスロン 井原一久)

・chichi cafeプロジェクト (chichi cafeプロジェクト)

・あんたのオムツ私がかえたったんやで100人化計画(清田仁之)

・まごころSHOP (株式会社コーディアル 福田惇)

・コミュニティスペースhinata U25企画(NPO法人サニーサイド/コミュニティスペースhinata 前口あかね)

【開催報告】令和2年 春季永代経法要 (表白)

 令和2年(2020年)3月25日、26日の両日、西正寺にて春季永代経法要を行いました。 両日、30名ほどの門信徒のみなさんにお参りいただき、無事にお勤めすることができました。

 ご存じのように、昨今のコロナウィルスの影響の中ですが、可能な限りの対応をしてお勤めをいたしました。(規模縮小、入堂時の消毒剤による手指消毒、マスクの着用、扉などを開けての換気 等) 

 お天気は大変よく、「ひさしぶりにお寺にお参りができてありがたかったです」というお言葉もいただき、うれしく思いました。

 このたびの法要で、以下の「表白」を読ませていただきました。
(法要のお勤めの中で、ご本尊に申し上げるお言葉です)

 今回、コロナウィルスの流行で、日常の当たり前が当たり前でなく、また、病や死、思い通りにならない様々なことがあらわになりました。仏教徒にとっては、すでに聞かせていただいていた、「諸行無常」や「病苦」「死苦」の姿が、目に見える形で現れてきたような思いがするような状況ではないかとおもいます。
 そのような中にあっても、このようの大切な法要をお勤めできたことは、大変ありがたいことです。法要にあたっては、さまざまな難しさがあるこの人生のなかで、すで浄土に往生された先人をしのびつつ、自らの進む道、歩む道を問いたずね、教えを聞かせていただくというこの機縁を大切にしたいという思いを述べさせていただきました。

 無事に2日間の法要をお勤めさせていていただくことができましたこと、ご協力・ご尽力いただいたみなさまに御礼申し上げます。

永代経法要を実施すること(中止しないこと)について 住職所感

 こんにちは。西正寺住職です。
 コロナウィルスで大変な状況ですが、自坊西正寺の永代経法要(3月25日・26日)は、コロナウィルス対応・対策を取りつつ、規模を縮小しながらお勤めさせていただく予定です。

 法要の案内・詳細については、以下のリンクの記事に投稿しておりますので、ご覧ください。

 この投稿では、なぜ現在において(中止ではなく)上記の対応に至ったのかという思いをすこし書きたいと思いました。

【とるべき対応の候補と選択について】
 実際に2月末からの急展開で状況が追い付かなかったところが多々あります。全国の小中学校の休校や、諸行事の自粛の様子が報道を通してうかがわれ、どのように対応すべきか正直迷いが生じていました。また、全国のお寺にとっては、3月にはお彼岸を迎える時期ですが、お彼岸の法要や、永代経といった法要の動向も「中止する」という判断をされたことを多数うかがっていました。この判断は、苦渋の決断・断腸の思いであろうとお察ししますし、感染対策として最善の判断をされたということだと思います。

 自坊の状況を考えたとき、お寺にお参りに来られる方は、いわゆる高齢者が大変多くいらっしゃいます。今回の新型コロナウィルス、肺炎の高リスク層です。この状況でなんらかの対応をとらないという選択はまずありえませんでした。

 では、どうするか。可能性として考えられる候補をリストアップすると、以下の案があると考えました。(選択しないものも含めてリストアップしています)

1、平常通りに実施する。

2、感染対策(消毒・マスク等)を行いつつ実施する。

3、規模を縮小し、感染対策を行いつつて実施する。

4、参拝者なしで、お勤めのみを実施する。

5、中止する。一切何もしない。

もしかすると、この他にもあるかもしれませんが、

素人判断で、思いついたのはこのレベルでした。

上記のように、現状において1はもう無理だと思われました。学校や3月中の行事が自粛・中止をしているなかで、なにも対応を取らずに実施するというのはあり得ません。2の対応をとったとしても、本堂という空間に数十人の人がいるのは、感染対策として今回の場合は十分な対応ではないと思われました。また「都合をつけてご参拝ください」と呼びかけられるレベルでもありません。そうすると3以下になります。

 3月の下旬には状況がもしかしたら少し改善している可能性があります。感染が減ることはありませんが、平常の活動に戻ろうという機運がでてくる時期かもしれません。とするならば、現状では、3の判断が可能だろうと判断したわけです。数十人規模ですので、今後の変更・案内も不可能なレベルではありません。そういった規模感もこの選択の背景にはあります。

 もちろん状況次第で、4(無参拝者)に進む可能性は念頭にあります。その場合は、再度ご案内をして回ることが必要だと思っています。

 一方で、私(住職)がコロナウィルスに感染したという状況にもならない限りは、今回の場合5(中止)という選択肢は取らなくてもよいだろうという思いもしています。それは、最小規模が寺族のみという、生活以上にリスクが上がる状況ではないということもあります。

【どうして中止しないのか】
 どうして、高リスク層の高齢者の行事にも関わらず「中止」と判断しないのか。もちろん、実際に法要の中止を判断されたお寺がたくさんあることを伺っています。しかし、西正寺は、お招きした御講師に今回は見合わせいただくこと、参拝者はそれぞれの判断(お参りしないということも含めて)をしていただくという形でご案内をしました。

 その判断の根底には、これまで継続して行われてきた法要を(形を変えても可能な限り)継続してお勤めし続けることに意味があると考えているということがあります。
 
 春(3月)・秋(9月)の永代経、そして11月の報恩講は、西正寺でもっとも大切にお勤めしている法要です。御門徒のみなさんと一緒に法要をお勤めしてきました。 
 浄土真宗の法要の柱は、「勤行(儀礼)」と「法話(お聴聞)」です。参拝のみなさんと一緒にお勤めをしてこそ法要である、という考えももちろんあるとおもいます。参拝のみなさんに御法話を聞いていただく(お聴聞していただく)ことこそがもっとも大切だという考えもあるとおもいます。だからこそ、普段の法要においては、参拝のご案内・呼びかけをし、できるだけたくさんの方にお参りいただくように努めるということをしています。

 一方で、次のようにも思います。「無参拝者で法要を実施したら、無意味なことだろうか?」と。それに対する答えは「否」でした。参拝者がいなかったとしても、お寺で法要が行われている、継続されたということは、(今回のケースでも)人それぞれにいろいろな意味をもって受け取られるだろう(これまでにも、受け取ってくださっている人がいただろう)と思っています。
  
 実際に、普段の永代経でも、「参拝できないのですが」と懇志を持ってきてくださる方がいらっしゃいます。お参りできなくても、「お寺でお参りされている」ということに、感謝のお言葉をいただくこともあります。お参りがなくても、「法要がお寺で行われている」ということ、そしてそれが、ずっと絶やさずに継続されている法要である、という意味は自分の中で決して小さくありませんでした。私自身がそれを感じているからこそ、このような判断になったのかもしれません。(もしかしたら、やむを得ず中止の決断をするケースもあるかもしれませんが、それが今回ではなかったという話です)


 もちろん、浄土真宗の法要の一番のかなめは、仏縁に遇うこと、お聴聞の場としてあることです。実際にお参りをいただいて、仏前に座っていただく、「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えていただく、浄土真宗の教えを直接に聞いていただくこと、それがもっとも大事なことで、法要をする最大の意味だとおもいます。
 しかし、そこに至るまでに、あるいは、その座っている瞬間においても、おそらくそれの場が、その法要が絶えず継続されることに努力がはらわれてきたという時間的なつながりをもっているということ、それを感じ、実際に実践されつづけているということに触れること。決してその意味は小さくないと思っています。 
 今回については、自身の身を守ること、感染を拡大しないということを最優先に行動いただけたらと思います。

 もちろん、浄土真宗の法要の一番のかなめは、仏縁に遇うこと、お聴聞の場としてあることです。実際にお参りをいただいて、仏前に座っていただく、「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えていただく、浄土真宗の教えを直接に聞いていただくこと、それがもっとも大事なことで、法要をする最大の意味だとおもいます。

 しかし、そこに至るまでに、あるいは、その座っている瞬間においても、おそらくそれの場が、その法要が絶えず継続されることに努力がはらわれてきたという時間的なつながりをもっているということ、それを感じ、実際に実践されつづけているということに触れること。決してその意味は小さくないと思っています。


 
 今回については、自身の身を守ること、感染を拡大しないということを最優先に行動いただけたらと思います。

 永代経法要は、(少なくとも今回は)中止することなく、西正寺として責任をもって実施したいと思っています。

【行事案内】2020年3月25日~26日 春季永代経法要

令和二年 春季永代経法要についてのお知らせ

令和二年 春季永代経法要を下記の通り、勤修いたします。
尚、昨今の新型コロナウィルスへの対応として、下記の通り対応しつつ法要をお勤めいたします。ご理解の程何卒よろしくお願いいたします。

浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺 令和二年 春季永代経法要

【日時】
 令和二年(二〇二〇年)
   三月二十五日(水)十四時より  総永代経法要
  三月二十六日(木)十三時三〇分より 総永代経法要・永代経開闢法要

【コロナウィルスへの対応のため、このたびは以下のようにお勤めさせていただきます】
  〇 法要について
  ・勤行については、恒例通り、住職、前住職が二日間・計二座の「永代経法要」に
おいて、浄土三部経をお勤めします。

  ・御法話:住職が勤行後に20分程度のご法話を致します。
   (今回は、御講師をお招きしてのご法話は行いません)

  ・終了時間 15時過ぎを予定しております。

〇 参拝について(感染対策について)
  ・参拝については、それぞれの状況、体調においてご判断をお願いいたします。
     今回については、規模を縮小して法要をお勤めさせていただく予定です。
     (不安・心配等がある場合は、どうぞ参拝をお見合わせくださいませ)

    ・参拝の場合は、マスク着用でご参拝ください。
     (マスクをお持ちでない方のために、お寺でも用意いたします。)

    ・一部の窓・扉を開けて、換気しつつ法要をお勤めいたします。お参りの場合は、
温かい服装でお越しください。
以上