4月8日は、仏教を開かれた・お釈迦さまのお誕生の日です。
お釈迦さまは、いまから約2500年前にインドで生まれられ、「さとり」を開かれて、仏教の教えを説かれました。その教えが今に至って、大事に伝えられています。
お釈迦さまのお誕生をお祝いする行事「はなまつり」を、今年は4月6日(土)の朝に開催しました。
小学生のお子さんを対象にしたものですが、未就学のお子さんも、おうちの方とご一緒に参加してくださり、にぎやかに開催することができました。
最初、本堂のなかにかくされた「ドラゴンボール」のような、ピンポン玉を7つ探し出すゲームをして、楽しみました。
そのあと、腕輪念珠をみんなでつくり、そのお念珠で「はなまつり」のお参りをしました。
お供えのお菓子・サイダー・甘茶をもらって、記念撮影。
時間の許す限り、境内に落書きをして、お昼過ぎまで楽しんで過ごせました。
参加者が少なかったらどうしようという不安な気持ちもありましたが、今年もなんとか無事に開催することができました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
こんにちは。スタッフのあまさきです。
7月2日、朝は「おてらのそうじ」、そして昼からは「お寺でのんびりすごす休日」を行いました。
おてらのそうじは住職とわたしを含めて合計8人が参加。いつもの通り、みじかいおつとめをした後に、本堂を掃除機がけしたり縁側を雑巾で拭いたり。そうじの後は皆さんと一緒にあさごはんをいただきました。前日までの大雨も晴れ、清々しい朝を過ごすことができました。
昼からは「お寺でのんびりすごす休日」と題し、本堂を開放して休日を過ごしていただけるようにしました。14時ごろから段々と参加者がお見えになり、最終的には子どもさんもあわせて約15人の方々に参加していただきました。
暑くなってきたので、住職からはスイカのふるまいが。お寺の縁側で食べるスイカは何とも夏らしい光景です。
また、私はNゲージ(鉄道模型)の線路と車両を持ち込み、参加者の皆さまに走らせてもらう、という試みを行いました。来てくれた子どもたちも縁側を駆け抜ける小さな鉄道に興味津々で、新鮮な経験をしていただけたのではないかと思います。
そのほか、保育士さんの方がピアノを弾いたり、特撮がお好きな方がホワイトボードに仮面ライダーを描いたり……お寺の集う方々の「好き」や「得意なこと」が表現された場になったのではないかと思います。
なお、お寺でのんびりすごす休日は来月も実施予定です。引き続き、Nゲージの持ち込みを行うほか、夏らしく過ごしていただける何かを考えています(流しそうめんとか良いですよね)。どうぞお楽しみに!
参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
令和5年5月20日(土)、宗祖親鸞聖人の降誕会を行いました。
親鸞聖人は、承安三年(1173年)の5月21日(新暦)に生まれられたと伝わっています。今年はその親鸞聖人のご誕生から850年の節目を迎えます。
西正寺では、その850年の節目の降誕会ということで、すこし特別な対談企画も計画して、降誕会をお勤めしました。
おかげさまで、当日は30名以上の方々にご参拝いただきました。
最初に、正信念仏偈をおつとめし、その後住職の法話。
「親鸞聖人の示された教え」と題して、他力のお念仏についてのお話でした。
法話の後は、天台宗僧侶の露の団姫さんと住職の特別対談企画。
露の団姫さんは、市内の天台宗道心寺のご住職ですが、西正寺寄席でいつもお世話になっている落語家さんでもあります。
親鸞聖人は9歳で出家され、天台宗本山である比叡山延暦寺でおよそ20年間ご修行をされました。その後、修行を辞められ下山されることになりますが、歴史の中で浄土真宗と天台宗のつながりは深く、恵心僧都(源信)の千回忌では天台座主が西本願寺での法要に導師として来られたこともあります。
今回の対談ではそんな天台宗の僧侶である露の団姫さんに、僧侶になられたきっかけや、天台宗の修行について色々とお話いただきました。
「常行三昧」と呼ばれる、御本尊の周囲を一度も座ることなく回り続ける修行や、食事や排泄のとき以外はもっぱら坐り続ける修行があることを教えていただきました。
ちなみに、修行では大半の方が痩せられるそうです。ところが、露の団姫さんは逆に太ってしまったとのこと。これは、落語家としての修行の中では「食べない人は修行についていけない」と教えられ、日々食事をしっかり摂っていたからだそう。
対談の中で特に印象に残っているのは、やはり親鸞聖人の時代と変わらない修行の姿が現代でも行われていること、そして露の団姫さんが「修行をすればするほど我が身の愚かさに気付かされる」と話されたことでした。
修行とは、自分自身の欲を滅するものではなく、むしろ欲の多き我が身の姿を改めて気づかせていただくものではないかと考えさせられる特別対談でした。
お話くださった露の団姫さん、そしてお参りくださった皆さま、ありがとうございました。
2023年5月11日、西正寺の門信徒、ご縁のみなさんと企画したバスツアーを開催しました。
今回の行程は以下の通りでした。
・朝、JR塚口を出発し、京都本願寺にて記念法要に参拝。
・昼食後、自由行動/本山を見学(飛雲閣、書院、唐門等)。
・京都国立博物館にて「親鸞展」を見学。
・三十三間堂を見学。
・京都駅/京都タワー近辺で自由時間。
・帰途、18:30にJR塚口にて、解散後。
・その後、有志で懇親会。
お天気も快晴で、全体を通して大変楽しい、ツアーになりました。
本願寺では、団参申し込みが終わったころに企画をしたため、本堂の縁に設けられた席での参拝になりましたが、一段高くなっていて、風通しもよく、かえっていい席に座らせていただいたような気持で、お参りさせていただきました。
昼食後は、本願寺内の、飛雲閣、書院、唐門などを見学しました。御門徒のみなさんからは、「すごいねー」「すばらしいねぇ」と感嘆のお声がたくさん聞こえました。
京都国立博物館での親鸞展は、たっぷり2時間見学をしました。
御本典『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)の親鸞聖人ご真蹟の(坂東本)をはじめ、宗祖直筆の書物、お名号等貴重な宝物が数多く展示されていました。
その後、三十三間堂、京都タワーをめぐり、帰途につきました。
大変充実した一日を過ごすことができました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
大変好評でしたのでまたこのような機会を設けたいと思います。その際には、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
(住職)
4月23日(日)、西正寺寄席を開催しました。
おかげさまで天候もよく、50名を超えるご参加をいただきました。お子さんのご参加もありました。
出演者と演目は、以下の通り。
・笑福亭呂翔(子ほめ)
・笑福亭由瓶(試し酒)
・中入り(休憩)
・トークコーナー
・露の団姫(寿限無‐尼崎市長選挙バージョン)
開催にあたっては、西正寺寄席実行委員会のみなさま、地域の皆さんにはいつもご理解とご協力をいただいております。おかげさまで、大変楽しい一日を過ごすことができました。
お世話になった皆様、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
【2023年/令和5年 西正寺はすの会 報恩講】
このたび、下記の日程、内容で 西正寺はすの会報恩講を行います。
今回は、親鸞聖人のご生涯を題材にした紙芝居の披露もあります。ぜひぜひ多くの皆さんのお参り/ご参加をお待ちしております。
参加方法
はすの会会員 以外の方は、参拝/参加人数把握のため、以下のフォームからお申込みいただければ幸いです。
https://forms.gle/P1qkSGuQ8qCTvtJx5
「はすの会報恩講」とは…
西正寺では、有志のみなさんと「はすの会」という名で、浄土真宗の勉強会を開催しています。月に一度土曜日の午後から、10~15名ほどのみなさんと一緒に住職を講師に開催しています。例年1月は、このはすの会の報恩講としておつとめをしています。
「報恩講」は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の遺徳をしのぶ、浄土真宗でもっとも大切にされている法要です。
初めての方、どなたでもお参りいただけます。ぜひぜひお参りください。
(ご不明のことなど、お気軽にお問い合わせください)
問い合わせ先 info(a)saishoji.net
(a)を@に変えてお送りください
日時:2023年1月14日(土)13:30より(16:00頃終了予定)
会場:浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺 本堂
(尼崎市上坂部3丁目36-8)
内容
〇 勤行 正信念仏偈和讃
〇 お話
・紙芝居屋の ガンチャンによる めずらしい 巻物紙芝居の披露(親鸞聖人のご生涯)
・ガンチャンと住職のお話
ニッポン全国街頭紙芝居大会2018大賞受賞。
全国のイベントなどで活躍している昔ながらのスタイルの紙芝居屋さん。
演目は全てオリジナルの紙芝居。
子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる作品。
今までに作成したオリジナル紙芝居は300作を超える。
シアトル、ニューヨーク、メキシコ、台湾、ベトナムなど海外のイベントにも招待されるなど、紙芝居を通じての国際交流にも力を入れている。
代表理事を務める一般社団法人 社会の窓社では、紙芝居屋の育成やサポート、紙芝居を通じての社会貢献、子ども達の発想力を引き出す活動なども行なっている。
今回は親鸞聖人のご生涯、親鸞聖人と日野左衛門のエピソード、この2点を巻物紙芝居にしました。
それぞれのお話、知ってる人も、知らない人も、巻物紙芝居で新たな視点からの親鸞聖人の側面を感じていただけたら何よりです。
【概要】
「葬儀」についてのあれこれを、エンディングコンシェルジュでもあり、数多くのお墓・葬儀の相談を聞き、対応してこられた 池邊文香さん(せいざん株式会社取締役)をお迎えしてお話を伺います。
今回は、主に「喪主・遺族」の立場、つまり送る側からの葬儀を話題にします。急にやってくるかもしれない「喪主」や「遺族」という立場から、葬儀の中で大切にすべきこと、なるべく後悔や心配の少ない葬儀とはなにか、葬儀にまつわるアレコレを伺います。
参加者のみなさんからの疑問・質問にお答えする時間も持たせていただきたいと思います。
【詳細】
いま、日本は「多死社会」に入っているといわれます。人口の大きな割合を占めていた世代(いわゆる団塊の世代)が平均寿命を迎えられるようになり、急速に世代交代が進んでいます。それは同時に、それだけ身近な人を送る機会を経験するということでもあります。
しかし葬儀について、「初めてのことでわからないことだらけ」「大事にしたいけど、なにをしたらいいかわからない」という声をよく聞きます。あるいは、葬儀に参列することも「未経験」であるという大人も増えてきました。
葬儀はどうあるべきなのでしょうか?価値観や形式が変わり、「従来通りの形式を踏襲する」ことが大事だという考えもあれば、「今の時代に合うように変えていくべき」という考えもあります。しかし、なにを残し、何を変えていくべきか、ちゃんと考えられる時間と機会はそう多くありません。
近年は「終活」~自分の死後についての準備や整理~ということはよく聞きますが、主に「自分が故人として送られる葬儀」が問題になっています。けれども、「自分が喪主/遺族として送る葬儀」について、考える機会はそれほど多くありません。
そこで、今回西正寺いろいろ研究会(いろいろと考えたリお話したりする機会を作っています)では、喪主・遺族の立場から葬儀を考える、お話する機会を設けたいと考えました。葬儀に関して数多くの知見をお持ちの池邊文香(いけべ あやか)さんをお迎えすることになりました。西正寺で僧侶といっしょに話しあい、考えてみたいと思います。
【日程】
2022年9月13日(火) 19:00~20:50頃
【話し手】
池邊文香(いけべ・あやか)
せいざん株式会社取締役 日本弔い委任協会理事
葬儀・お墓・法要相談事業の相談員を経て責任者を務めた後、せいざん株式会社の取締役に就任。現在は寺院活動支援に従事。お寺から日本の弔いをよりよく。
寺院における終活相談や寺檀関係の改善の支援など。本山、各寺院、大学、新聞社などで公演多数。
【聞き手】
中平了悟(なかひら・りょうご)
浄土真宗本願寺派西正寺住職。龍谷大学、相愛大学、中央仏教学院などで非常勤講師。浄土真宗本願寺布教使課程専任講師として、布教使養成にも関わる。
自坊西正寺では、「テラからはじまるこれからのハナシ。」「カリー寺」「普通を語ろう(仮)」等、お寺を場にいろいろなチャレンジを展開中。
天崎仁紹(あまさき・じんしょう)
西正寺スタッフ。また、自身の実家でもある浄土真宗本願寺派 海雲山 西性寺では、若院という立場で年忌法要等の法務に従事。
【タイムスケジュール】
開催時間
18:30開場 ゆるゆるタイム
19:00開始
20:50終了
【主催】 浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺(西正寺いろいろ研究会)
【定員】30名
【参加費】寄付・お賽銭制
※ 開催・運営費用のため、会場の寄付・募金箱にご協力をお願いします。
【URL】
・西正寺ホームページ http://saishoji.net/archives/767
・Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/526001415962244
・ピーティックス https://peatix.com/event/3332272/view
(申し込みはこちらをご覧ください)
こんにちは!西正寺のあまさきです。
先日4月24日(日)に、おきゃんさんによる紙芝居劇場が西正寺本堂で行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、合計で15人程度の方々にご参加いただきました。
大阪の銭湯などで紙芝居の活動を展開されているおきゃんさん。彼女の手掛けるシュールなイラストと軽快な語り口のもと「朝ごはんをしっかり食べよう」、「給食を通して、食のありがたさを知ろう」といった大切なことを笑いと共に学べる内容が印象に残っています。
他にも、誰もが知る有名な話が始まったかと思えば、まさかのオチが待ち構えているストーリーも用意されていて、45分間が一瞬に感じるような紙芝居でした。
最後には、お寺での紙芝居ということで仏教にまつわる説話「嫁おどし肉付きの面」をモチーフにしたお話も披露していただきました。この説話は浄土真宗のご法義の篤い福井県吉崎から伝わっているもので、法話でもたびたび用いられています。(「嫁おどし肉付きの面」については、こちらも併せてご覧ください/YouTube「あわら市公式チャンネル(あ!わらってネット)」へリンク)
お面が取れないというちょっと怖い内容ですが、おきゃんさんの演技力によって面白いお話に仕立てられていました。しかし、よもや紙芝居を通して「南無阿弥陀仏」が本堂に響き渡るとは。仏教の伝え方はさまざまですね。
最後に中平住職と記念撮影。ちなみに、おきゃんさんが手にされているのは拍子木(ひょうしぎ)と呼ばれる、芝居の冒頭や合間にカンカンと叩く木の音具だそうです。
一方、住職は節柝(せったく)と呼ばれる、主に読経の際 リズムを取るために用いられる音具を持っています。同じ音具ではありますが、かたや紙芝居、かたや読経とその用途が大きく異なっているのが興味深いですね。
おきゃんさんは、今後も大阪を中心に紙芝居のご活動を続けられるそうです。ネタバレをしてはいけませんので、一部しかご紹介できないのが大変惜しいところですが、ご興味のある方はぜひおきゃんさんの紙芝居を見てみてくださいね。
そして、西正寺でも続編が……?どうぞお楽しみにお待ちいただければと思います。
老若男女に愛される紙芝居界のアイドル。
https://madosya.com/free/cast
2児の母。
好きなもの:カンフー映画/音楽
趣味:町歩き/育児絵日記
おきゃんさんの情報についてはこちらもご覧ください。
社会の窓社
ご案内のこの行事は「緊急事態宣言」の発令によって、主催者(本願寺)より連絡があり、中止することとなりました。
ご予定いただいていたみなさまには、誠に申し訳ありません。
御理解のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
浄土真宗本願寺派(西本願寺)では、「布教使課程(全寮制コース)」というものがあります。こちらでは、布教使になるための資格を得るために、全国から僧侶が合計100日間の全寮制の合宿研修に参加し、講義や法話の実演、実習等の研鑽を重ねています。(今年度は、コロナ対策のため、前期期間はオンラインで実施されています)
その研修の一環として、「布教実習」が行われています。西正寺では、住職が当研修に専任講師として出講していることもありまして、実習をお引き受けすることとなりました。
本願寺派の布教使をめざす僧侶の教えを伝えようとする「法話」を聞いていただき、ぜひ感想や、気づきを教えていただけませんでしょうか。
参加費は不要。
初めてお寺に来られる方、西正寺にお越しになる方も歓迎です。
(このイベントページの「参加する」を押していただけますとありがたいです)
どうぞよろしくお願いします。
【日時】
2021年8月25日(土) 14:00開始
【会場】
浄土真宗本願寺派清光山西正寺本堂
尼崎市上坂部3丁目36-8
【もちもの】
※ お寺でもお貸ししていますので、お持ちでなければ手ぶらでおこしくださいませ。
・お念珠(数珠)
・聖典(勤行用)
・門徒式章(お持ちの方のみ)
・仏さまに向き合う心
【内容】
勤行(讃仏偈)
法話(1)実習生:岡藤こころ (15分)
法話(2)実習生:古賀唯香 (15分)
(休憩)
講師法話 中平了悟(西正寺住職)
(30分ほど)
法座終了・休憩
振り返り、反省会
※実習生の法話について、感想をいただきたく思います。
御都合のつきます方は、ご参加ください。
厳正な審査の結果、カリー寺基金最終プレゼン大会(ファイナル)進出の企画が以下の6つの企画に決まりました。
4月25日(土)の、公開のプレゼン大会にて、大賞・特別賞などが決定いたします。どうぞよろしくおねがいいたします。
●最終プレゼン大会進出企画(順不同)
・【写真と言葉のフォトブック】プロジェクト (景山幸信)
・発達障がいを持つ青少年のクラブ活動 (特定非営利活動法人アスロン 井原一久)
・chichi cafeプロジェクト (chichi cafeプロジェクト)
・あんたのオムツ私がかえたったんやで100人化計画(清田仁之)
・まごころSHOP (株式会社コーディアル 福田惇)
・コミュニティスペースhinata U25企画(NPO法人サニーサイド/コミュニティスペースhinata 前口あかね)