住職の中平了悟です。
最近の行事でのごあいさつで触れたり、御門徒方への案内にも書かせていただいておりましたが、境内の「はなれ」及び隣接する倉庫、庫裏等の一部を解体し、あらたに「はなれ」一棟を新築する計画を立てておりました。
計画や諸方面の調整も進んでおり、このたび解体の工事へと進むこととなりました。過日2月14日より、解体工事が始められております。
解体工事は、2月中に行われ、順調にいけば、4月ごろから建築工事にかかる予定です。近隣のみなさまには、工事に関して、騒音はじめご迷惑をおかけしますこと、誠に申し訳ありません。なにとぞ、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
解体される建物等の写真を以下に掲載いたします。
解体する「はなれ」は、西正寺でも本堂を除くと一番古い建物の一つになります。もしかすると、築100年ほどになっているのかもしれません。
古い図面には、すこし西側に掲載されていますが、過去の道の拡張により、現在の位置に移築(移動)したようです。
従来は、主に法要の御講師の控室や、法要に出勤いただく法中(近隣のご住職方)の控室等となっておりましたが、2018年の大阪北部地震で壁や柱に損傷があり、また台風の被害などで屋根も損傷し、使用・立ち入りを控えるような状況になっておりました。
数年来、解体・再建の計画を立てておりましたが、このたび諸事のご縁が整い、解体・建築へと進むことになりました。
あらたにできる「はなれ」は、従来より一回り広いつくりとなり、諸行事、会議や、御門徒の法事等にもご使用いただくことを考えております。
また、折にふれご報告もできればと思っております。
ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年(令和6年)2月16日 西正寺住職 中平了悟(釋 了悟)
追伸:この報告は コングラントの活動報告にもアップしております。
(寄付等は以下からも行っていただけます。ご一覧いただければ幸いです)
https://congrant.com/project/saishoji/6778/reports
本日(2月16日の解体)の状況です。