西正寺住職 中平了悟(釋 了悟)です。
このたび3月6日付で、西正寺本堂が国の有形登録文化財原簿に登録されました。これにより、正式に西正寺本堂が、国の有形登録文化財となりました。
まずもって、日頃より護持に心をくださいて下さっております、西正寺門信徒・関係者のみなさまのご懇情にお礼を申し上げ、ここに、ご報告させていただきたく存じます。
登録有形文化財に到るまでの、手続きに関しては、
文化審議会からの答申 → 官報告示 → 国・登録文化財原簿への登録
となります。
昨年11月にご報告しました通り、文化庁の文化審議会によって、西正寺本堂を国の登録有形文化財に登録するように答申が出されました。
http://saishoji.net/archives/date/2023/11
このたび、3月6日に、無事に官報の告示をへて、登録有形文化財原簿への登録の運びとなりました次第です。
この登録にあたりましては、特に尼崎市教育委員会歴史博物館の皆様、阪神文化財建造物研究会の皆様には大変お世話になりました。また、兵庫県教育委員会、文化庁の関係者のみなさまにも、手続きに当たって労をとっていただきました。お世話になりましたみなさまに、この場をお借りいたしまして、改めて厚く御礼申し上げます。
西正寺本堂をはじめ、境内・什物という有形のもの、そしてそれらに表されてる教え・思想、保たれてきた仏教・浄土真宗のご信心という無形のもの、それら引き継がれてきた有形・無形のものを、また次代へ大切に護持し続けていく責任を改めて感じております。
この登録をあらためてご報告させていただく場として、5月18日(土)に、例年行っております 宗祖親鸞聖人の降誕会の行事に合わせて、西正寺本堂の国登録有形文化財 登録記念行事 を開催することを計画しております。
お知らせ・ご案内については、またホームページ等であらためて行います。
多くの皆様にご参加いただけましたら幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
西正寺住職
中平了悟 (法名:釋 了悟)