2018年度に西正寺を研究対象にした卒業論文を書き、その後も大阪大学で研究を続けている 井口奏子さん。このたび、西正寺をテーマにした発表で、「日本建築学会大会・若手優秀発表賞」を受賞したとの報告をいただきました!
おめでとうございます!
井口さんの研究は、昨年6月に「お寺の研究をして、まちの見え方が変わったハナシ。ー卒業研究発表会&感謝の会ー」として、西正寺でも報告してくださっていました。
西正寺を取り巻く環境や、人のつながりを緻密に分析されていて、お寺にいる住職もその精密な研究に大変おどろいたのを覚えています。
https://www.facebook.com/events/2070849413215770/
井口奏子さんから、受賞の報告と、以下のコメントを頂きました
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最初は「お寺ってこれからなくなるんじゃないかなあ、どうなるのかなあ」と漠然とした問いから、西正寺を「カリー寺とかいうイベントやってる、地域との繋がりを重視している?お寺」といった感じで注目し、足を運びました。最初はお寺には誰がいるのかさえわからず、ノンアポで現れ中平さんを困らせました。
西正寺に足を運ぶにつれ、そこに集まる人の存在について興味がわいてきました。
なぜ、西正寺のイベントに行くといつも会える、お兄さんお姉さんがいるのか。
檀家さんは私たちのような西正寺に集まる若者のことをどう思っているのか。
中平さんは西正寺の未来をどう考えているのか。
「コミュニティ特性」とか大げさに言っていますが、私はコミュニティについて研究したという意識はあんまりなく、「西正寺の、この居心地のよさってなんなんや??」という内容だと思っています。だからこそ、沢山の方に読んでいただきたいです。
最後に、中平さんと藤本さん、そしてインタビューに協力してくださった方々に最大級の感謝をお伝えしたいです。ありがとうございます。
井口奏子
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