• 06-6491-2110
  • info@saishoji.net

Category Archive【行事報告】

【行事報告】西正寺バスツアーを行いました

2025年5月31日土曜日、西正寺バスツアーを行いました。
今回のバスツアーは門信徒のみなさまと寺族・スタッフ25人の行程となりました。京都の六角堂(頂法寺)と佛光寺、そして西本願寺を見学・参拝しました。ご本山・本願寺では、9名の方が帰敬式を授式され、法名をいただきました。

朝9時前にJR塚口を出発。一路京都へ。
最初に訪れたのは、六角堂です。

六角堂境内の親鸞堂にも参拝

六角堂は、親鸞聖人が比叡山でのご修行を断念された後、およそ100日間の参籠を行われたお寺です。御本尊や聖徳太子像、そして親鸞聖人像を参拝・見学しました。

佛光寺参拝の様子

続いて、真宗佛光寺派の本山 仏光寺さまへ参拝しました。
阿弥陀堂と御影堂を参拝させていただきました。ツアー当日は境内でマルシェイベントも行われており、参拝後は飲食やショッピングを楽しみました。

12時、聞法会館(西本願寺の北隣にある施設)で昼食。
午後は西本願寺を参拝し、9名の方が御影堂にて帰敬式を授式されました。

授式されない方は別行動で、西本願寺境内の見学、真宗興正派本山・興正寺の参拝、門前町の見学、買い物という行程を楽しまれました。

その後、西本願寺の伝道院、龍谷ミュージアムの見学と足を運びました。
龍谷ミュージアムでは大谷探検隊の特別展が行われており、明治時代における仏教探求の実像を学びました。

京都駅での買い物を経て、定刻通り18時過ぎに尼崎に帰着しました。

解散後、ご希望のみなさんと住職・スタッフで、懇親会という流れでした。

今回もおかげさまを持ちまして、無事に事故なくバスツアーを終えることができました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

集合写真(六角堂にて)


【行事報告】宗祖 親鸞聖人降誕会をおつとめしました

西正寺です。先日5月17日(土)に、宗祖親鸞聖人降誕会を行いました。降誕会は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の誕生日が5月21日であることにちなみ、尊いお念仏に遇わせていただたことを慶ばせていただく行事です。

正信念仏偈(行譜)のお勤めの後、浄土真宗本願寺派 善照寺住職の新堀慈心(しんぼり じしん)先生にご法話をいただきました。

新堀先生は、京都府にある「あそかビハーラ病院」(緩和ケア病棟)にて看護師として勤められています。そこで僧侶と協働する中、浄土真宗のみ教えに出遇われ、得度し僧侶となられました。現在は、看護師の仕事を続けられながら、僧侶としても善照寺の住職を務められています。

今回のご法話では、緩和ケア病棟の看護師として経験した「生老病死(しょうろうびょうし)」の苦しみや、その中で阿弥陀さまの救いに出遇われた慶びをお話しいただきました。

当日は天候も心配していましたが、法要が始まる午後には穏やかな天気となり、滞りなくつとめることができました。新堀先生、そしてご参拝くださった皆さま、ありがとうございました。

【行事報告】おてらでのんびり過ごす日を開催しました

2025年5月11日(日)の午後は、ひさしぶりに「おてらでのんびり過ごす日」を行いました。

といっても、特別なことはなく、本堂の縁にユニット畳をしいて、ベンチをならべてゆったりと過ごしてもらうしつらえをご用意しているくらいです。それでも、幼児さんと遊びに来てくださったご家族や、ふらっとたちよってくださった方、ゆったりとベンチにすわって作業や読書をされる方など、10名あまりの方が「お寺でのんびり」すごしてくださいました。

 イベントに限らず、いつでも境内にはベンチを置いていますので、休憩に、ぼんやりとすごしに、お参りに、ぜひぜひおこしください。

ちょうど、ツツジもきれいに咲いていました。
柿の木も、花をつける時期です。
ゆったりとみなさん、すごしていただきました。

【行事報告】第26回西正寺寄席を開催しました。

2025年4月20日(日)14:30より、西正寺寄席を開催いたしました。
今回の出演者と演目は、 月亭柳正さん(「初天神」)、露の団姫さん(「時うどん」)、 桂慶枝さん(「テレショップパニック」) でした。
今回テーマが「落語と買い物」ということで、それぞれ買い物にまつわる落語を披露いただきました。

一人目の出演は月亭柳正さん。4月20日は入門された記念日だそうです。
「初天神」という子どもを連れて初詣にいく父親が、子どものねだりに翻弄されるという古典落語を披露してくださいました。ずる賢く出店の食べ物をねだる子どもと、たじたじになる父親との応酬が面白く表現されていました。

二人目の出演は露の団姫さん。「時うどん」という古典落語を披露してくださいました。知恵のある兄貴分と少し抜けている弟分が、「一つ、二つ」という当時の時間の数え方を使ってうどんの食事代を誤魔化そうとします。うどんをすする際の、露の団姫さんの名演技も印象的です。

三人目の出演は桂慶枝さん。創作落語である「テレショップパニック」を披露されました。クセが強いことで(?)有名なあのテレフォンショッピングが突然自宅に押しかけてくるというネタで、堂内は爆笑の渦に包まれました。

それぞれの落語の後は、演者さんとの交流会が行われました。参加者の方からは「突然、弟子入りに来られる方はいらっしゃいましたか?」等の質問が寄せられました。

最後は恒例のじゃんけん大会。勝ち残った方にはサイン色紙がプレゼントされました。

おかげさまで、今回も西正寺寄席を無事に開催させていただくことができました。
 今回、参加者70名(大人66名、子ども4名)でした。
 会場の募金箱に10,451円のご寄付も寄せていただきました。寄席開催の費用として大事に使わせていただきます。西正寺寄席を応援してくださり、誠にありがとうございます。

次回は8月23日(土)に開催予定です。どうぞお楽しみに。

【行事報告】令和7年はなまつり

2025年4月5日(土)は、西正寺でおはなまつりの行事を行いました。


「はなまつり」は、仏教をひらかれたおしゃかさまのお誕生日をお祝いする行事です。 西正寺では、毎年第一土曜日に開催しています。

 今年は、上坂部の子ども会からも参加があり、8名の子どもさんたちとご家族のみなさんが参加してくださいました。

 みんなで、ゲームをしたあと、腕輪念珠を作り、そのお念珠ではなまつりのお参りをしました。

おまいりのあとは、境内にチョークで落書きをしたり、忍者さんのレクチャーをうけて、手裏剣投げをして遊んだりしました。

お昼までの時間、とても楽しく過ごしました。
はなまつりにお参りをしたこと、お寺で手を合わせたこと、みなさんの想い出に残っていればうれしいです。

【行事報告】布教実習法話会

2025年2月4日(火)。夜の7時からと遅い時間からでしたが、伝道院布教使課程(全寮制)の実習生お二人と引率の荻先生をお迎えして、布教実習法話会を開催しました。

住職調声のお勤め(重誓偈)の後、
実習生お二人の法話、休憩をはさんで引率の荻先生からの御法話があり、お聴聞のみなさんの感想・コメントをいただきました。

実習生お二人の御法話は、大変緊張されていることが伝わりましたが、お聴聞のみなさんのまえで、日ごろの研鑽の成果をお話くださったものと思います。

 お参りくださったみなさんは、いつも西正寺お参りくださる御門徒のほか、はじめてお寺にお話を聞きに来てくださった方、また真言宗のお寺のご住職もいらっしゃり、いろいろな立場・見解からのコメントがいただける大変貴重な機会となりました。
 お寺の本堂は空気が凛としていて、大変いい機会だった、よかった、というお声をいただくことができました。

 住職としても、初めてお越しいただく方にお参りいただけた大変貴重なご縁となりました。

 伝道院のみなさん、お参りくださった皆さん、ありがとうございました。

【行事報告】令和7年 はすの会報恩講を行いました

1月18日(土)「はすの会報恩講」をお勤めしました。

「はすの会」は、月例で住職がお話をしている会です。(西正寺の門信徒に限らず、門徒以外の方も遠方からご参加くださっています)
1月は御講師をお迎えして報恩講としてお勤めしています。
今回は、森 祐真先生(大阪府豊中市 浄久寺)を御講師にお迎えしました。森先生からは、親鸞聖人のご生涯を表した『御伝鈔』より下巻・第六段(ご往生場面)をご讃題に御法話をいただきました。

 御法話の後、森先生と住職、参加者の皆さんと茶話会形式で、浄土真宗のみ教えや、昨今の葬儀に関することについての話をし盛り上がりました。

 今回の報恩講では、普段「はすの会」に参加されている方に加えて、西正寺御門徒や、初めて西正寺にお参りくださる方もいらっしゃり、盛会に開催することができました。
 共に有り難くお聴聞させていただきました。ありがとうございました。

【行事報告】「秋季永代経法要」をお勤めしました。

おかげさまをもちまして、令和6年9月27日(金)、9月28日(土)の両日にわたって秋季永代経法要を無事にお勤めさせていただきました。

 両日とも、門信徒はじめ約40名のみなさまにお参りをいただきました。
 2日間3座の勤行においては、浄土三部経(『仏説無量寿経』、『仏説観無量寿経』、『仏説阿弥陀経』)をお勤めし、中村啓誠先生(広島県・呉市、浄土真宗本願寺派布教使)から、大変楽しく、丁寧でありがたいお取次ぎをいただきました。

 普段あまりお寺にお参りされていないという方も何人かお参りいただく機会となりましたが、どなたも「楽しくて、でもとてもありがたいお話でよかった」「感動した」等、大変うれしいお言葉を頂戴いたしました。

 お勤めにあたっては、西正寺総代・役員のみなさま、清光会会員のみなさま、西正寺門信徒のみなさまはじめ、関係の皆様に種々ご協力、ご尽力をいただきました。
 誠にありがとうございました。

 西正寺住職 釋了悟

【行事報告】おてらでのんびり過ごす日 流しそうめんとプールを出して過ごしました

先日、7月21日(日)は、「おてらでのんびり過ごす日」を開催しました。

昨年8月に開催して、好評だった、ながしそうめんとプールを出して楽しむ日でした。 プールは、Mさんがお兄さんから借りてきてくださったもの。そうめんは、前日までに買い出ししてきたものを、若坊守とKさんが中心になってゆでてくれました。

参加してくださったのは、地域のみなさん、上坂部子どもの会の人たち、Mさんの友人、 Mさん宅にドイツからホームステイで滞在中の方とそのご家族、等々。 さらに、見学ということで、龍谷大学社会学部の学生さんと先生もお越しくださって、いろいろとお手伝いくださいました。

にぎやかに過ごせて大変たのしい一日でした。


【行事報告】親鸞聖人降誕会 西正寺本堂 登録有形文化財記念行事

2024年5月18日(土)
 毎年お勤めしている、宗祖親鸞聖人降誕会にあわせて、西正寺本堂が国の登録有形文化財に登録された記念行事を合わせて開催いたしました。

来賓として、尼崎市教育委員会から、白畑教育長、門田歴史博物館長、高梨学芸員、地域から上坂部社会福祉連絡協議会・吉田会長、中堂副会長、久々知第一社会福祉協議会から古川会長、東塚口町社会福祉連絡協議会から長尾副会長、NPO法人 阪神文化財建造物研究会から藤井代表、俵副代表にお越しいただきました。

開会 合掌 礼拝

第一部の記念行事では、白畑教育長より、「登録有形文化財登録証」を伝達いただきました。そして、白畑教育長からの祝辞、高梨学芸員からのスピーチをいただき、阪神東組組長からのお祝いのメッセージの読み上げ、上坂部社協の吉田会長からの祝辞をいただきました。
  西正寺からは、廣田英夫総代、住職が謝辞とご挨拶を申し上げました。

尼崎市 教育長より 登録有形文化財登録証を伝達いただきました
登録証を手に記念撮影
尼崎市 白畑優 教育長よりご祝辞をいただきました
来賓を代表して 上坂部社会福祉連絡協議会 吉田会長より ご祝辞をいただきました
門徒総代 謝辞

第二部では、お勤めのあと、記念講話として、浄土真宗本願寺派布教使でもあり、また一般社団法人えんまんの代表 でもある 八幡真衣さんより、お話をいただきました。
  お寺を場としておこなわれている子ども食堂の活動、また能登の震災支援の活動などを通して、お寺のありかたについてお話を聞かせていただきました。

記念講話 一般社団法人えんまん 代表 八幡真衣 さまより お話をいただきました
住職あいさつ 前前住職の時代の写真を紹介しました
阪神東組組長をはじめ、各方面からお祝いのお言葉、メッセージをいただきました

 西正寺としては、この登録有形文化財への登録を契機に、御門徒のみなさんから大切にまもられてきたのお寺を、より広く、地域のみなさんからも大切にしていただけるように努め、護持とさまざまな活動を広げていきたいと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします

このほか頂戴したお祝いのお言葉は、以下のページでご紹介しております。
「登録有形文化財 お祝いのメッセージ」
https://saishoji.net/bunkazai-messages

西正寺本堂登録有形文化財記念行事 パンフレットは、以下のリンクからPDFでご覧いただけます。

【西正寺本堂登録有形文化財記念行事パンフレットPDFデータ】