4月8日は、仏教を開かれた・お釈迦さまのお誕生の日です。
お釈迦さまは、いまから約2500年前にインドで生まれられ、「さとり」を開かれて、仏教の教えを説かれました。その教えが今に至って、大事に伝えられています。
お釈迦さまのお誕生をお祝いする行事「はなまつり」を、今年は4月6日(土)の朝に開催しました。
小学生のお子さんを対象にしたものですが、未就学のお子さんも、おうちの方とご一緒に参加してくださり、にぎやかに開催することができました。
最初、本堂のなかにかくされた「ドラゴンボール」のような、ピンポン玉を7つ探し出すゲームをして、楽しみました。
そのあと、腕輪念珠をみんなでつくり、そのお念珠で「はなまつり」のお参りをしました。
お供えのお菓子・サイダー・甘茶をもらって、記念撮影。
時間の許す限り、境内に落書きをして、お昼過ぎまで楽しんで過ごせました。
参加者が少なかったらどうしようという不安な気持ちもありましたが、今年もなんとか無事に開催することができました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
3月29日(金)、30日(土)の両日、春季永代経法要をお勤めしました。
無事に、両日の法要を終えられてほっとしております。
法要に際して、神戸市・光明寺ご住職 山西昭義先生からご法話をいただきました。
2日目の永代経開闢法要では、このたび永代経懇志をご進納くださった方のご縁の方のお名前を法要において読み上げ、本堂に奉懸している法名軸にお名前を新たに記入させていただきました。
社会が変わる中で、「これまで通り」の形で仏事の営みを続けていくことも、さらには「家」という形が存続していくことも決して簡単ではなくなってきているように感じています。しかしながら、続けられてきた「仏事」「法要」をお寺に記録し、記憶にとどめていくことも、お寺・僧侶の大切な勤めであると改めて感じながら法要をお勤めさせていただきました。
お参りいただきましたみなさま、ご協力くださったみなさま、お気持ちを向けてくださったみなさま、ありがとうございました。
すでにご報告のとおり、離れの再建築を計画しています。過日ブログで書いておりました解体工事は無事に終了しました。(http://saishoji.net/archives/1488)
建築工事を始めるにあたって、「起工式」を行いました。
神式などでは「地鎮祭」などと言われているようですが、仏教では「起工式」として、お勤めをさせていただいています。
寺族、工務店さん、建築士さんはじめ工事関係の方にも参列し、お勤めをいたしました。
お勤めのあと、すこしお話をさせていただきました。
種々のご縁によって、この工事のお願いをさせていただくことができたこと。奇跡や運命ではなく、「おかげさま」によって工事が進み、また完成の暁にはそのことに思いを向けさせていただきたいとお話しさせていただきました。
行政への申請の調整などがあり、実際に工事が開始されるのは、もう少しだけさきになりそうです。しかし、巡業に進捗しています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
西正寺バスツアー 播磨の仏教寺院をめぐる
下記の通り西正寺主催のバスツアーを企画いたしました。寺院の参拝・見学を通して、門信徒みなさんの学びと交流ができればと思います。大勢のみなさまのご参加をお待ちしております。
【日時】2024年5月8日(水)
朝7:50集合、18:00頃解散 (JR塚口駅前発着)
※当初18:45頃としていましたが、変更しました。
【訪問先】鶴林寺・教信寺(加古川市)、浄土寺(小野市)等
詳細な日程は追って参加者にご連絡いたします。
【対象】西正寺門信徒、有縁の方
【定員】30名(予定)
【参加費】一人 5,000円(※) (バス代、昼食代、拝観料)
(※)西正寺門信徒、ご家族以外のご参加の場合は別途ご相談ください。
【持ち物】お持ちの方は、 門徒式章・お念珠・お経本をご持参ください。
【申込み方法】西正寺まで、参加申込書に参加費を添えてお申込みください。(〆切4/15)
お申し込みは、メールでも受け付けております。申し込みの内容をメールに記載してお送りください。
【お問い合わせ先】
西正寺 06-6491-2110
メール events@saishoji.net
【その他】日程終了後、懇親会(会費3,000円程度)を開催します。
【詳細】詳細は西正寺公式ホームページをご覧ください。
西正寺住職 中平了悟(釋 了悟)です。
このたび3月6日付で、西正寺本堂が国の有形登録文化財原簿に登録されました。これにより、正式に西正寺本堂が、国の有形登録文化財となりました。
まずもって、日頃より護持に心をくださいて下さっております、西正寺門信徒・関係者のみなさまのご懇情にお礼を申し上げ、ここに、ご報告させていただきたく存じます。
登録有形文化財に到るまでの、手続きに関しては、
文化審議会からの答申 → 官報告示 → 国・登録文化財原簿への登録
となります。
昨年11月にご報告しました通り、文化庁の文化審議会によって、西正寺本堂を国の登録有形文化財に登録するように答申が出されました。
http://saishoji.net/archives/date/2023/11
このたび、3月6日に、無事に官報の告示をへて、登録有形文化財原簿への登録の運びとなりました次第です。
この登録にあたりましては、特に尼崎市教育委員会歴史博物館の皆様、阪神文化財建造物研究会の皆様には大変お世話になりました。また、兵庫県教育委員会、文化庁の関係者のみなさまにも、手続きに当たって労をとっていただきました。お世話になりましたみなさまに、この場をお借りいたしまして、改めて厚く御礼申し上げます。
西正寺本堂をはじめ、境内・什物という有形のもの、そしてそれらに表されてる教え・思想、保たれてきた仏教・浄土真宗のご信心という無形のもの、それら引き継がれてきた有形・無形のものを、また次代へ大切に護持し続けていく責任を改めて感じております。
この登録をあらためてご報告させていただく場として、5月18日(土)に、例年行っております 宗祖親鸞聖人の降誕会の行事に合わせて、西正寺本堂の国登録有形文化財 登録記念行事 を開催することを計画しております。
お知らせ・ご案内については、またホームページ等であらためて行います。
多くの皆様にご参加いただけましたら幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
西正寺住職
中平了悟 (法名:釋 了悟)
2024年4月21日(日)に、第24回西正寺寄席を開催します。
今回の西正寺寄席のお題は「いんくるーじょん」。「インクルージョン」とは、包摂・包括、つつみこむという意味です。これからの社会は多様性を尊重し、あらゆる人が包摂されることがあたりまえになることが求められています。さて、西正寺寄席では、どんな「いんくるーじょん」が出てくるでしょうか。ぜひぜひ、お楽しみに。
【日時】2024年4月21日(日) 14:30より(14:00開場)
【場所】西正寺本堂
【参加費 】1000円(高校生以下:500円)
【定員】50名(事前申し込み優先)
【会場】浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺(尼崎市上坂部3−36−8)
【主催】西正寺寄席実行委員会
【共催】浄土真宗本願寺派 清光山西正寺/露の団姫事務所
【後援】尼崎市教育委員会
事前申し込みは、以下の方法で受け付けています。
(1)インターネット・サイトからのお申し込み【推奨】
下記URLよりアクセスの上、お申し込みください。
https://forms.gle/Z3h7Ge65nMJFGT6N7
(入場料のお支払いは、当日会場にてお願いします)
開催への応援・寄付も歓迎しております。
※寄付チケットは参加券ではありません。ご注意ください。
(2)メールでのお申し込み
メールアドレス(events@saishoji.net)まで、下記の事項を記入の上、お申し込みください。
・代表者のお名前
・ご参加人数と参加される方のお名前
・ご連絡先(メールアドレス/電話番号)
(3)それ以外のお申し込み方法
上記(1)(2)でのお申し込みが難しい場合は、西正寺(06-6491-2110)までお電話ください。
露の団姫(つゆの まるこ)
1986年10月17日生まれ。2005年 露の団四郎へ入門。
2011年、天台宗で得度。現在、天台宗一隅を照らす運動広報大使。2011年第6回繁昌亭輝き賞を過去最年少受賞。2017年、第54回なにわ藝術祭新人賞受賞。趣味は川柳、ぬいぐるみ、緑茶。天台宗道心寺住職。
桂福点(かつら ふくてん)
1968年生まれ。
2009年、「桂福団治」へ入門。
趣味はいろんな音を集め、音楽をつくること。妖怪グッズや奇妙なグッズを集めること。
桂弥太郎(かつら やたろう)
1981年生まれ。
2009年、「桂吉弥」へ入門。
「映像編集」、「求人原稿のライター」を経て上方落語の世界へ。
はやしや美紀(はやしや みき)【三味線】
2004年、「林家染丸」に入会。
一曲一曲を丁寧に弾くことを心がけている。
令和6年4月6日(土)に、今年も「はなまつり」の行事を開催します。
はなまつりとは、仏教を開いた「おしゃかさま」の誕生日(4月8日)をお祝いする行事です。お寺の本堂でお念珠を作って、おまいりをしたあとは、みんなでチョークで落書きをしたり、ゲームをしたりします。
参加費は不要です。ぜひぜひ、ご参加くださいね。
令和5年(2023年)4月1日(土曜日)
9時30分〜12時ごろ
小学生
一緒に来てくださる方(大人/お兄さん、お姉さん)がいれば、小学生以下でもご参加いただけます。
・お念珠づくり
・お釈迦さまにお参り(一緒に甘茶をかけます)
・本堂でゲーム
・チョークでお絵かき
など
以下のいずれかの方法でお申し込みください
(1)インターネットからお申し込み
下のURLにアクセスして、フォームに必要事項を記入してください。
(2)メールからお申し込み
info@saishoji.net
こちらのアドレス宛に、お名前(フリガナ)、性別、4月からの学年、住所、電話番号、これまでに「はなまつり」に参加したことがあるかの有無を記載の上、お送りください。
(3)FAXまたは直接お申し込み
チラシを印刷の上、申込用紙にご記入いただき、西正寺までFAXをお送りいただくか、直接ご持参ください。
FAX番号:06-6491-7737
※ 上記の方法が難しい場合は、お寺にお電話してください。
電話 06-6491-2110
3月に西正寺で実施予定の行事をお知らせいたします。
3月2日(土) 14:00より
清光会(仏教婦人会例会)
3月9日(土)13:30より
はすの会
3月29日(金)14:00より
西正寺春季永代経法要(1日目)
3月30日(土)13:30より
西正寺春季永代経法要(2日目)
春季永代経法要の詳細はこちらをご覧ください
3月17日(日)
おてらのそうじ
※月に一度、日曜日の朝に行っているそうじの会です。どなたでもご参加いただけます。
毎週日曜日 朝7:15より
朝のおつとめ(正信念仏偈)
※日曜日の朝に正信偈をお勤めしています。
お勤めの様子は、西正寺のフェイスブックページで動画配信しています。
この度、西正寺 令和6年 春季永代経法要を下記の通りおつとめさせていただきます。御門徒のみなさま、ご縁のみなさまにおかれましては、ぜひともお参りくださいますようお願いいたします。
<1日目>3月29日(金) 14:00より
総永代経法要
勤行 『仏説無量寿経』(四十八願)
御法話 山西昭義 師
<2日目>3月30日(土) 13:30より
総永代経法要
勤行『仏説観無量寿経』
永代経開闢法要
勤行『仏説阿弥陀経』
御法話 山西昭義 師
ご講師プロフィール
山西昭義(やまにし・あきよし)師
浄土真宗本願寺派 光明寺住職(兵庫県神戸市) 、本願寺派布教使。
ご法話とは
浄土真宗のみ教え、仏さま(阿弥陀如来)のお話を聞かせていただきます。 浄土真宗や仏教のお話を聞いたことがない方でもご参加いただけます。
永代経法要とは・・・
西正寺では春(3月下旬)・秋(9月下旬)に永代経法要をお勤めしています。永代経とは、永代にわたってお寺・お念仏の教えが護持されていくことを念じてお勤めされる法要です。
故人を偲びつつ、仏さまの教えを聞かせていただくご縁として、御門徒のみなさま、ご縁のみなさまには、ぜひともお参りくださいますようお願いいたします。
また、「永代経開闢法要」にて、永代経懇志進納者とご縁の方のお名前を読み上げさせていただきます。満中陰・年忌法要をご縁としてご進納をお願いいたします。
住職の中平了悟です。
最近の行事でのごあいさつで触れたり、御門徒方への案内にも書かせていただいておりましたが、境内の「はなれ」及び隣接する倉庫、庫裏等の一部を解体し、あらたに「はなれ」一棟を新築する計画を立てておりました。
計画や諸方面の調整も進んでおり、このたび解体の工事へと進むこととなりました。過日2月14日より、解体工事が始められております。
解体工事は、2月中に行われ、順調にいけば、4月ごろから建築工事にかかる予定です。近隣のみなさまには、工事に関して、騒音はじめご迷惑をおかけしますこと、誠に申し訳ありません。なにとぞ、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
解体される建物等の写真を以下に掲載いたします。
解体する「はなれ」は、西正寺でも本堂を除くと一番古い建物の一つになります。もしかすると、築100年ほどになっているのかもしれません。
古い図面には、すこし西側に掲載されていますが、過去の道の拡張により、現在の位置に移築(移動)したようです。
従来は、主に法要の御講師の控室や、法要に出勤いただく法中(近隣のご住職方)の控室等となっておりましたが、2018年の大阪北部地震で壁や柱に損傷があり、また台風の被害などで屋根も損傷し、使用・立ち入りを控えるような状況になっておりました。
数年来、解体・再建の計画を立てておりましたが、このたび諸事のご縁が整い、解体・建築へと進むことになりました。
あらたにできる「はなれ」は、従来より一回り広いつくりとなり、諸行事、会議や、御門徒の法事等にもご使用いただくことを考えております。
また、折にふれご報告もできればと思っております。
ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年(令和6年)2月16日 西正寺住職 中平了悟(釋 了悟)
追伸:この報告は コングラントの活動報告にもアップしております。
(寄付等は以下からも行っていただけます。ご一覧いただければ幸いです)
https://congrant.com/project/saishoji/6778/reports
本日(2月16日の解体)の状況です。