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年別アーカイブ2020

祝・日本建築学会大会・若手優秀発表賞 井口奏子さん

 2018年度に西正寺を研究対象にした卒業論文を書き、その後も大阪大学で研究を続けている 井口奏子さん。このたび、西正寺をテーマにした発表で、「日本建築学会大会・若手優秀発表賞」を受賞したとの報告をいただきました!

 おめでとうございます! 




画像に含まれている可能性があるもの:中平 了悟、座ってる、テーブル、室内

 井口さんの研究は、昨年6月に「お寺の研究をして、まちの見え方が変わったハナシ。ー卒業研究発表会&感謝の会ー」として、西正寺でも報告してくださっていました。
 西正寺を取り巻く環境や、人のつながりを緻密に分析されていて、お寺にいる住職もその精密な研究に大変おどろいたのを覚えています。
https://www.facebook.com/events/2070849413215770/

井口奏子さんから、受賞の報告と、以下のコメントを頂きました
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 最初は「お寺ってこれからなくなるんじゃないかなあ、どうなるのかなあ」と漠然とした問いから、西正寺を「カリー寺とかいうイベントやってる、地域との繋がりを重視している?お寺」といった感じで注目し、足を運びました。最初はお寺には誰がいるのかさえわからず、ノンアポで現れ中平さんを困らせました。
西正寺に足を運ぶにつれ、そこに集まる人の存在について興味がわいてきました。
  なぜ、西正寺のイベントに行くといつも会える、お兄さんお姉さんがいるのか。
  檀家さんは私たちのような西正寺に集まる若者のことをどう思っているのか。
 中平さんは西正寺の未来をどう考えているのか。
「コミュニティ特性」とか大げさに言っていますが、私はコミュニティについて研究したという意識はあんまりなく、「西正寺の、この居心地のよさってなんなんや??」という内容だと思っています。だからこそ、沢山の方に読んでいただきたいです。
 最後に、中平さんと藤本さん、そしてインタビューに協力してくださった方々に最大級の感謝をお伝えしたいです。ありがとうございます。

井口奏子
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「お寺でSDGs―カードゲームから考える、わたしたちのこれから―」が開催されました。

2020年1月31日(金)19:00から、西正寺本堂にて、「お寺でSDGs―カードゲームから考える、わたしたちのこれから―」が開催されました。

 これは住職の友人で「みんなのサマーセミナー実行委員会」でも一緒に活動をしている、吉川晶子さんと丸川正吾さんが主催してくれてものです。

おふたりは、「SDGs de 地方創生」(
https://sdgslocal.jp/ )の公認ファシリテーターを取得されていて、今回の企画を開催してくれました。

 最初に アイスブレイク、SDGsについての基本的な解説・説明、それからゲームをプレイするための説明をかーどの配布と合わせて行って、実際のゲームスタートです。

 設定は、中山間地域にあるある自治体の行政職員、住民となってそれぞれのミッションを達成するべく、またその自治体の課題解決や、発展を目的に、12年(12分〈=3年〉×4セット)をプレイする、というものでした。

 会場を所狭しと、みんな楽しく、それぞれのプロジェクトやミッションを達成するために、動き回ったり、呼びかけまわったり、交渉をしたり。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、座ってる(複数の人)

最終的な結果が、以下の通りでした。

写真の説明はありません。

 こんなにも見事な発展を遂げるケースなんて、ないんじゃないか!?と、ファシリ―テーター、経験者が声を上げるほど、われわれの「某・中山間地域の自治体」は見事な発展を遂げて、2030年を迎えることができたようです。

 人口も倍ちかく増え、暮らしや経済は3倍くらい好転、環境も倍以上に好転。
 人口減少社会なので、人口が減っていったり、それとともに経済や暮らしも低減していって「消滅可能性自治体」をまざまざと感じるケースもあるなか、非常にすばらしい街づくりが行われたようでした。

 尼崎の地域のみなさんのチームワークや、自治力の高さを存分に発揮できたようです。
 ゲームのあとは、主催者お二人の進行で、参加したみなさんと濃密な振り返りが行われました。

写真の説明はありません。


 何人もの行政職員(尼崎市役所)の方が参加されていて、「役所にいくことのしんどさ(否定されたりしたらどうしよう、意味が認められなかったら…)といったハードルを感じましたとか、「行政職員がどんなミッションを抱えているか、どのような仕事をしているかなんて、見えてなかったんですね」といった、普段のお仕事の立場とは逆の立場がゲームによって体感されたり、「あんなに叫んでいるのに、こちらの声ってとどかないんですね」という感想があったり、かなり現実にリンクする気づきや、感想がでてきていました。

 プレイ中に面白いな!と感じたポイントを挙げておきますと、

 ・序盤にIT経営で成功したプレイヤー(IT長者になった!)が、資産をみんなのためにふるまうケースがあって、優良な資産家が町を豊かにした!という事態が発生したこと

 ・「ばらばらにするより、みんなで資産もカードも一緒にしましょう!」という、共産主義・社会主義的な傾向を感じさせるアイデアも出てきて、思想的なまなびとしても、大変興味深い事態が起きそうだったこと。

 等でした。

終了後は、お寺のお座敷で、懇親を深めながら、ゲームの振り返りが夜遅くまで楽しく続けられました。
 参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 追伸:主催の吉川さん、丸川さんから 住職が進めている「カリー寺基金」の取り組みにご寄付をいただきました。ここに記して御礼申し上げます。ありがとうございます。

梅が咲いています(2020年1月30日)

先日から境内の梅がきれいに咲いています。
特に、本堂とお墓の間に咲いている 白い梅の花が満開を迎えています。

よろしければ、この週末にでも、ぜひぜひ梅の花の鑑賞におたちよりくださいませ。

【行事案内】2020(令和2)年1月18日(土)「はすの会 報恩講」

【2019年 西正寺はすの会 報恩講】

 西正寺の門徒方、遠近より参加いただく有志で開催している勉強会「はすの会」主催の報恩講を開催します。報恩講は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご命日を縁としてお勤めされる法要で、浄土真宗でもっとも大事にされています。
 御法話の先生をお招きして、浄土真宗のご法話を聞かせていただく機会です。初めての方、どなたでもお参りいただけます。ぜひぜひお参りください。
(ご不明のことなど、お気軽にお問い合わせください)
 問い合わせ先 info(a)saishoji.net
        (a)を@に変えてお送りください

日程:2020年1月18日(土)13:30より 16:00頃終了の予定。

内容
 勤行:正信念仏偈和讃
 法話:高橋 了 師

 法話後 茶話会(16:00頃終了)を予定。

■ 高橋了先生 プロフィール
 本願寺派布教使・あそかビハーラ病院ビハーラ僧
 山口県長門市出身。ホスピス・緩和ケア病棟にて勤務。
 2019年11月より高齢者施設のビハーラ本願寺にも関わる。
 認定臨床宗教師。日本死の臨床研究会会員。趣味はマラソン。

参加について
 参加条件はありません。申し込みも特に不要です。
 ご自由に参加下さい。

フェイスブックイベントページ
 https://www.facebook.com/events/612293739574519/

2020年1月5日 初法座

2020年1月5日、恒例の初法座をお勤めしました。
毎年1月5日に、お正月から平常の日々に戻っていくにあたって、初法座としてお勤めをさせていただいています。

今年は、勤行にあたって、表白(ひょうびゃく)を申し上げました。
(※この投稿の末尾に掲載しています。)
特に、善導大師『往生礼讃』のお言葉をあらためてかみしめました。

  善導大師の往生礼讃に云く、
   人間怱々として衆務を営み、年命の日夜に去ることを覚えず。
   灯の風中にありて滅すること期しがたきがごとし。

  (意訳)人間はあくせくとしてさまざまな営みを行っているが、
      日々に限られた命が費やされていることを知らないでいる。
      それはあたかも、風の中に置かれた灯がいつ消えるとも
      わからないようなものである。

日々、眼の前にあることに追われ、大切なことをついつい忘れたり、自分が限りある命を生きているということさえも見落としている私たちのありかたを改めて知らされる言葉であるように思います。

 法座の準備、そしてお勤めをしているなかに思い至ったこと。
 それは、私が「法要をしている」とか「仏語を語っている」のではなく、法座があること、お参りに来てくださる人がいるからこそ、怠惰な私が動くことができている、身を正す機会をいただいているというような思いでした。
 私が動いているのではなく、法座・行事、お参りのみなさんによって動かされている。

 この一年、行事や場を丁寧にお勤めできるよう、また努めたいとおもいます。



表白

敬って、大慈大悲の阿弥陀如来の尊前に申して曰さく、

令和二年、二〇二〇年、新たな年が始まりました。
心機一転、あらたな試みをなすものあり、
生涯をかけた営みを続けるものあり、
懸命に日々に努めるものあり。
人それぞれ、さまざまな日常を積み重ねていくことでしょう。

しかしながら、
善導大師の往生礼讃に云く、
 人間怱々として衆務を営み、年命の日夜に去ることを覚えず。
 灯の風中にありて滅すること期しがたきがごとし。
と。

われら、日々の営みのなかに、命の限りあることを忘る。
上尽一形の念仏相続、法義聴聞すべきゆえんなり。

本日、ここに仏前を荘厳し、参詣の門信徒とともに、
令和二年・西正寺初法座を勤修したてまつる。

願わくは、有縁の人々、この法会を機縁として、
心を弘誓の仏地に樹て、
念(おもい)を難思の法海に流し、
念仏相続うるわしく、法悦の中に日々を送られんことを

西正寺住職 釈了悟 
敬って白す

2020年(令和2年)1月1日 修正会

あけましておめでとうございます。

元旦の朝は、例年通り修正会のお勤めからはじまりました。
早朝からお参りをいただきました。

住職がかわって初めての修正会。前住職の頃より次第を少しあらためて、本年は以下のようにお勤めをいたしました。

・喚鐘
・勤行
 三奉請
 表白
 正信念仏偈
 拝読浄土真宗のみ教え「お正月」
・住職法話

このたび読ませていただいた表白は以下の文章でした
※ 文語・口語を織り交ぜた変則的なものになっております。

令和二年 修正会
表白

敬って、大慈大悲の阿弥陀如来の尊前に申して曰さく、
本日、ここに新年の朝を迎えるにあたり、うやうやしく仏前を荘厳し、
門信徒よりの懇念・供養を供え、当山・西正寺 修正会を勤修したてまつる。

夫れ、惟みれば、
時代は平成から令和へとうつろい、大きな変化のなかにあります。
価値観、常識がうつろうただ中にあるといえども、
如来よりたまわりたる念仏の中に、
時代を超えた仏法の真理、
如来の智慧の光に照らされる道の歩みをいただいております。
末法五濁の世の中で、遇いがたい教えに出遇えたよろこびがあります。

宗祖・親鸞聖人の『教行信証』に曰く、
慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に、
遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、
聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。
と。

新しき年の始まりの朝、参詣の方々とともに、
この遇いがたき法に出遇えたよろこびを感じつつ、
謹んで聖典を読誦し、広大の仏恩を謝しまつらん。

願わくは、参詣・有縁の人々、この法要を機縁として、
新しきこの一年も、如来慈光照護のもと、
うるわしき念仏相続の日々をおくられんことを。

西正寺住職 釈了悟 
敬って白す

お勤め後に記念写真を。